行きつくところ、願いはひとつ

皆さんこんにちは。若葉環境センターです。

年が明けて2週間経ちました。いよいよ、今年の業務も本格的に始動した感があります。

長野県内は雪や凍結で危険な作業現場も多数存在します。気を付けたいものです。

 

さて、今年も当社は「消防団協力事業所」として、地元の三九郎に出向き、火の監視と

仕上げの消火を行ってきました。

なんと県内で新型ウイルスの警戒レベルが引き上げられたことにより、当日朝になって急遽

「無観客開催」になってしまいました。まさに突然の決断です。

いろんな行事の中止が相次ぎ、三九郎こそはと楽しみにしていた子供たちもいたことでしょう。

なのに・・・無観客開催。おそらく史上初の出来事です。本当に気の毒なことです。

前日までに完成してしまっていた三九郎のやぐら。地元の役員さんとともに、

地域住民の皆様の願いを代行して点火し、少人数で炎を見守りました。

  

数人しかいない場所で壮大な炎を上げている異様な光景。

心なしか、いつもより炎が大きく、荒れ狂うように燃えていたような気がします。

世の中のいやなこと、すべて燃やし尽くしてくれれば・・・・。

我々の思いだけでは、とてもまかないきれませんが、今年の平和を皆さんの代理のつもりで祈ってきました。

そして、最後は当社の機材を使って、最後まで消火をしました。

 

消火に使うのは当社の洗浄機。

火事を消すのは消防車のポンプや消火栓等ですが、三九郎をそれで消そうとすると、水の勢いが良すぎて

灰が舞い上がり、付近の人々が真っ黒になってしまうため、弱い霧状に散布することにより、

灰を吹き飛ばさずに湿らせて消火をします。

このように地元の行事に参加できることを誇りに思い、今年もまた、地域発展のために全力を尽くそう、と

気を引き締めて参りました。

さまざまな業界・さまざまな組織でウイルスの影響が出ている今日この頃。

来年は大歓声の中、すべての楽しいイベントが平和に迎えられることを、心から願っています。

 

                               (株)若葉環境センター