あけましておめでとうございます。若葉環境センターです。
皆様のおかげで、設立して3度目のお正月を迎えました。
これからもよろしくお願い申し上げます。
さて、今年も当社は「消防団協力事業所」として、恒例行事「三九郎」の消火活動に参加してまいりました。
当社に一年間飾られた金のダルマも、地域の炎と一体化しました。
最近は団子だけではなく、マシュマロ、ウインナーを焼いたり、別の場所に小さな焚き火を作る子供たち。
どさくさにまぎれて、スルメやイモを焼く大人たち。
遠くから見守る野良猫。
毎回、ほのぼのする光景です。
このような伝統行事が、現代では続けることが難しく、なくなってしまう地域もあるようです。
「やる場所がない」「子供がいない」・・・これは時代の流れで仕方がないかもしれません。
中には「火が危ない」なんて理由もあるみたいです。
写真の地域は、夜が危ないという理由で昼になりました。本当は夜の方がきれいなんですがね・・・。
こういう行事を経験することにより、子供たちは「火」というものがどれだけ美しく、そして
どれほど危ないか、どれほど熱いかを学ぶのです。
私達の仕事も、日々危険と隣り合わせです。でも、やらなければならないのです。
「危険だから」といって、なにもやらないまま大人になった人間が、果たして将来、我々の
仕事を受け継いでくれるのだろうか・・・・・。
そんなことを考えながら火を消してきました。
見守る人がちゃんといるならば、こういった行事は続けるべきだと我々は考えます。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という言葉があります。
切ってはいけないものを切り、切るべきものを切らない。つまり、やるべきことと、やらざるべきことを
きちんと区別できない人を指します。
私達も地域に住む大人のひとりとして、今、必要なことは何か?
そして将来のためにやっておかなければならないことは何か?を常に念頭に置いて仕事に励もう。
そんな初心に帰ったひとときでした。
心にも火がついたことだし、本年も一生懸命がんばります。
(株)若葉環境センター